末っ子の復帰!

4人の子供の育児、末っ子の自閉症スペクトラムと向き合って生きていく自分の心情と、子供達とのドタバタな日常をつずっていきます。

見えないガラスの天井

育児の記事ではないのですが、少し気になることを書かせてください。(●´ω`●)



最近、私は仕事で「男尊女卑について」の問題に向き合いました。


世界経済フォーラムと言う世界の経済を評価する国際機関があるのですが、そこで毎年開
催される、「世界における男女平等ランキング」というものがあります。



日本は世界でどの様に評価されているのでしょうか。



政治、経済、教育、この三分野においてランキングされるわけですが、その中で、経済が144国中の137位という過去、最悪の結果を残しています。G7に所属している国の中では当然ですが最下位です。


経済についての専門家は、日本における男女平等の伸び悩みの原因は「見えないガラスの天井」がある事を指摘しています。



見えないガラスの天井・・・・?



どういう意味なのでしょうか、と最初は思いました。ですが、最近は「こういうことなのかな?」と私なりに解釈してみました。

仕事の関係で「男尊女卑」について向き合っていくうちに、電車の「女性専用車両」が逆に女尊男卑なのではないかという社会問題にぶち当たりました。ですが、電車での痴漢行為はここ3年間で5倍に膨れ上がるほど激増しています。そして、ターゲットの8割は未成年者と言う事実です。女性専用車両はこう言った犯罪行為を未然に防ぐためにも必要不可欠です。



NPO法団の痴漢対策を手掛けている臨床心理士さんもこんなお話をサイトで紹介していました。


痴漢をする人の心理を、被害者である女性の皆にも知ってもらいたいということからのお話です。臨床心理士さんも、初めは、痴漢という行為は特別な人がやってしまうというイメージがあったそうですが、そうではないらしいのです。



ごくごく一般的なサラリーマンだったり、幸せな家庭を持った男性だったり、役職もあってそれなりの社会的な地位についている人だったり・・・はたから見て幸せそうな男性が行為に及ぶことが多いそうです。


前回の記事で書いた9人殺害してしまった男性も同棲女性には、徹底的に平静さを装って円満に過ごし、一方では連続殺人事件に及んでしまうという残忍な一面を見せる特性と、よく似通っています。


臨床心理士によれば、痴漢行為の加害者たちは性欲だけで痴漢行為をするわけではないそうです。むしろ性欲からの痴漢行為に走る加害者の方が稀だということです。



では、何が彼らを痴漢行為に走らせてしまうのか・・・



答えはストレスからくる「コーピング行動」です。
ストレス発散の方法としてスポーツをしたり、カラオケで発散したりするように彼らは、怯えるか弱い者を痴漢行為で追い詰めて「優越感」にひったたり、恐怖で相手を支配する支配欲を満たしていたのです。


言い換えれば、自分が抱える病的な優越感に浸れる相手が「無力な幼い女性」しかいないということです。事実彼らは、「自分よりも弱いものをいたぶりたい」と言う情動を抑えらえない状態でした。



では、スポーツをしたり、おしゃべりでストレス発散を選ばず、痴漢行為に及んでしまう彼らのゆがんだ思考の背景には何があるのか?




臨床心理士さんのお話では、根深い「男尊女卑の思想」が潜んでいるからということです。女性に対して、一人の人格を持った人間として見てないで、物として扱う思想が本当は、それらの男性にはあるのです。


ですが、上手く幸せな家庭を演じたり、会社でよい上司を演じたりすることで、その本質を隠しているのです。本質は女性を「思い通りに支配し見下したい」という強い願望があるのです。



「見えないガラスの天井」・・・これは男性だから、女性だからと言う偏見が本当はしっかりと存在しているのに、表面だけはあたかも存在していないように振舞った結果が、日本における「男女平等の不透明な伸び悩み」の原因なのかもしれませんね。


分厚い「見えないガラスの天井」は確かにあると私は思います。